高確率の外角シュートを武器に戦う山形が相手

今節の相手は山形ワイヴァンズ。2018-19シーズンにストークスの指揮をとったミオドラグ・ライコビッチHCが率いるチームだ。

山形のポイントリーダーは（10月18日現在）平均15.0得点のハビエル・カーター。B1の秋田でも活躍したスコアラーだ。しかし、山形の強みはカーターだけではない。Bリーグ全体のランキングでもトップクラスの3ポイント決定率を誇る日本人シューター 村上駿斗、さらにはPGにして平均8.8得点の田原隆徳も脅威だ。各ポジションごとにしっかり得点を取れる選手がいる、総合値の高さこそが山形の強みであることは間違いないだろう。

対して西宮ストークスのポイントリーダーは平均16.2得点のデクアン・ジョーンズ。それに次いで平均14.5得点の日本人スコアラー 道原紀晃となっている。得点力の高い外国籍と、高確率の日本人シューターという奇しくも似た強みをもつ両チーム。勝負の行方はそれ以外の部分の出来にかかってくる可能性が高い。

中でも期待したいのはルーキーの川島聖那。高い身体能力を武器に日々成長を見せる川島の進化が、勝利を掴む大きな要素になりえそうだ。