インファイトに要警戒。愛媛オレンジバイキングス。

今節の相手は愛媛オレンジバイキングス。
愛媛は今シーズンまだまだ調子が上がりきらない部分はあるが、開幕戦ではB2西地区トップ(11月3日現在)のライジングゼファー福岡を相手に1勝をもぎ取っている。潜在している強さはまだまだ未知数であり、流れを掴んだ時のディフェンスは強豪チームをも退ける強固さを誇る。本調子とは言い難くも決して油断はできない相手だ。

愛媛で一際存在感を見せつけているのはチーム在籍4年目のユージーン・フェルプス。彼は怒涛の得点力でチームを牽引している。特に圧倒的なフィジカルを駆使したゴール下では無類の強さであり、彼を止めるためにゴール下は常に警戒を強いられる事だろう。
それに続いて愛媛の新加入選手タッカー・ヘイモンドにも要警戒。去年までフットボールクラブに所属していた彼だが、Bリーグ参入1年目にして早くも頭角を現している。青森を相手に30得点をマークするなど、底が知れない資質の高さと爆発力を秘めている選手だ。

神戸ストークスからも今季新加入選手ジョーダン・キャロラインが打って出るだろう。スペインでの選手経験を経てBリーグに参入した彼も、B2トップクラスの得点力で早くもチームの要となっている。中でも外でもバランス良く打ち分けられる多彩さが彼の強みだ。
そして昨シーズンB2のブロック王に輝いたトレイ・ポーターにも期待したい。戦場と化すゴール下で、彼の強みをどれだけ発揮できるかがチームの命運を分けるだろう。

今節は姫路での開催となり、ストークスが兵庫各地のアリーナで戦う「兵庫ツアー」のスタート試合だ。必ずや勝利して、兵庫ツアーを勢い付ける1戦としたい。