引き分けた相手、ここで勝ち越せるか。

今節の相手は岩手ビッグブルズ。
シーズンの初めはなかなか勝ち星を挙げられなかった岩手だが、徐々に調子を上げている印象だ。
11月の戦いでは神戸ストークスは岩手を相手に1勝1敗と引き分けており、GAME1では僅差の勝利、GAME2では10得点離されての敗戦となった。ここで連勝して決着をつけたい。

岩手は関屋心と石川晴道の若手PG2名の活躍が印象的だ。
関屋心は優れたシューターであり、前回のストークスとの戦いにおいてGAME2では17得点をマーク。3ポイント成功率は両日ふくめて50%という高いポテンシャルを発揮。 そして石川晴道はスピードに優れながらも関屋と同様に外角からの得点力を持つ万能型だ。プレータイムもかなり長く、チームを指揮する柱として活躍する選手だ。
この2名が今回の戦いでも大きな脅威となることが予想される。

対するストークスからはカロンジ磯山パトリックと川島聖那に期待したい。 彼らは岩手の2名と同様に若手であることに加えて、前回の戦いでハッスルし2桁得点を叩き出した選手だ。GAME1での接戦を制した大きな要因となった彼らのプレーが今節も鍵となるだろう。
磯山は恵まれたフィジカルを用いたゴール下の仕事人であり、プロ1年目にして苦しい時間帯を支える役割を担う。川島も今やチームを支える選手として多くの試合で結果を出し続けている。
前回の戦いでチームを鼓舞した若手たちの熱い戦いが今節の見どころだ。

目覚しい成長を遂げ続ける若手キーマンたちの躍動と圧倒的な熱量を持って、岩手との戦いを制してみせる。