一発勝負で勝ち切ってみせる。

今節の相手はベルテックス静岡。
昨シーズンにプレーオフへ進出し実力を証明した勢いあるチームだ。
神戸ストークスとは3勝3敗と対戦成績は両者拮抗しており、今シーズンも白熱した競り合いとなることが予想される。

静岡の脅威はなんといってもキャプテンの加納誠也、彼は所属して5年目を迎えるチームの中心的存在だ。高確率の外角シュートで得点力を発揮しつつも、196cmの恵まれた体格によりゴール下のインファイトにも対応。総合的能力の高さは、まさしく静岡の大黒柱とも言える。またB1川崎からやってきた増田啓介にも警戒だ。194cmの身長により若手ながらもビッグマンとして活躍しつつも堅実な得点力を持っている。
この日本人ビッグマン2名をどう止めるかが静岡戦の鍵となりそうだ。

神戸ストークスからも同じくビッグマンである中西良太に期待したい。
ゴール下の活躍はもちろんのこと、苦しい時こそ前に出てチームを導くリーダシップを持ち合わせているベテラン選手だ。静岡のビッグマンとのマッチアップで苛烈な戦いを演じるだろう。
また、今シーズンに副キャプテンに就任した金田龍弥にも期待だ。中西と同様に長身を生かした豪快かつスピードあるプレーが特徴の選手であり、積極的に狙う3ポイントは今のストークスには欠かせない切り札だ。
ベテランと若手ビッグマン達が鎬を削り合う苛烈な一戦となるだろう。

昨シーズンは勝って負けての「引き分け」であった両チームであるが、今節は平日開催により1試合しか行われない。
「負けても明日修正」などといった悠長な事は出来ない。この一戦で仕留め切ってみせる。