【試合結果】2018-19シーズン 第6節 西宮ストークス vs 福島ファイヤーボンズ GAME1
終始リードされ苦しい展開の中、最後まで粘って追い上げるが、わずかに届かず悔しい敗戦。
第1Q
西宮8-23福島
西宮のスタートは、ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、谷直樹、アレン・ウエスト、道原紀晃。
先制は福島。開始6秒でブレディにダンクを決められる。その後も、次々とスコアを奪われ9点ビハインド。7:29道原のジャンプショットが決まってようやく得点が動く。しかし、この後が続かず福島ペースでゲームが続き、3:25の時点で19点ビハインドと大きくリードを許す。3:05谷口のショットが決まってようやく追加点をあげると、続いて2:38道原のレイアップが決まる。1:07川満に2Pシュートを許すが、残り39秒で谷口がインサイドショットを奪う。その後は両チームスコアが動かず15点ビハインドで終了。第1Qまさかの大ブレーキとなった。
第2Q
西宮26-36福島
9:35川満に2Pシュートを決められ先制を許す。その後も得点を奪われるが、8:54谷口がフリースローのチャンスに2本とも決める。7:23谷がこの日チーム初となる3Pシュートを決めてチームを鼓舞する。ここから両チーム得点を取り合う一進一退の戦いとなる。3:31バーンズが3Pシュートを決めてから、1:56谷がフェイクして中へ切り込みレイアップを沈め、じわじわと追い上げる。さらに残り36秒でウエストがダンクを決め、残り5秒でまたもウエストがインサイドショットを沈めて10点ビハインドとし、前半終了。
第3Q
西宮38-48福島
9:52徳川に中へ走られレイアップを許して先制される。しかし、9:40道原がジャンプショットを決めて食らいつく。しかし、その後両チームともにフィールドゴールが決まらない。6:17道原が3Pシュートを決めて点差を詰めるが、5:55村上にジャンプショットを決められる。しかし、4:50またも道原が3Pシュートを決めて5点ビハインドとじりじりと詰め寄る。ところが、この後なかなかゴールが決まらず、逆に相手に連続してスコアされ、またもリードを広げられてしまう。1:20ラベネルにインサイドショットを決められ12点ビハインド。しかし、残り20秒バーンズが意地のジャンプショットを沈めて10点ビハインドとなり最終クォーターへ。
第4Q
西宮61-69福島
9:47前田に3Pシュートを決められ先制を許すが、その後ディフェンスで粘りを見せ、8:26内藤がコーナーから3Pシュートを決める。ところが、ここから流れに乗り切れず、相手に連続してスコアを許し点差を広げられる。4:54安慶にインサイドショットを決められ16点ビハインドとなったところでオフィシャルタイムアウトへ。ここから追い上げを見せたいところで、4:37内藤が3Pシュートを決めて10点ビハインドまで巻き返す。3:19またも内藤がインサイドでジャンプショットを沈める。さらに、3:16内藤がスティールから相手ファウルを誘ってフリースローのチャンスを得る。これを2本とも決めて9点ビハインドとする。しかし、ここから相手にフリースローを与えて再びリードを広げられる。1:02谷口が落ち着いて3Pシュートを決めるが、残り27秒でフリースローで追加点を奪われ12点ビハインド。それでも最後までゴールを狙い、残り13秒で梁川の3Pシュート、残り9秒でウエストが2Pシュートを決めて追い上げたが反撃もここまで。痛い敗戦を喫し連敗は5となった。
【主なスタッツ】
<得点>
#13 道原紀晃 14点
#35 内藤健太 10点
#2 ドゥレイロン・バーンズ 9点
#11 アレン・ウエスト 9点
#15 谷口淳 9点
<リバウンド>
#11 アレン・ウエスト 15リバウンド
#2 ドゥレイロン・バーンズ 6リバウンド
#15 谷口淳 6リバウンド
<アシスト>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 6アシスト
#3 松崎賢人 5アシスト
【ライコビッチHC試合後コメント】
まず最初にすばらしいファンの前で、すばらしいチームでプレーできたことうれしく思います。そういう状況で両チームのファンの前でいい試合が見せられた。自分たちよりも福島の方がいいプレーができていました。第3Q開始の時点で39点前後だったかと思うんですけど、それは非常に質の低いバスケットボールだと思うので、こういう風にプレーしてはいけないと思います。スタッツだけで見た場合、第1Qのはじめの時点で、ゲームはすでに終わってしまったように見えます。5点差くらいまで詰め寄る場面があって、自分たちがしっかりゲームの本来の形に戻すチャンスはあったんですけど、そういうところで無駄なファウルをして相手にボーナスを与えて、再び点差が開いてしまい、その時点でもうゲームを戻す時間は残っていませんでした。福島のゲームに対するエネルギーというのは、自分たちよりもはるかに高かったですし、試合に勝ちたいという思いも自分たちよりももっともっと高い状況でした。それでも明日はいい試合をしようと思っていますし、しっかりとポジティブな気持ちを持って試合に勝ちにいきたいと思います。日本のバスケットボール界はみんな知っていることだと思いますが、うちはサイズの小さいチームですし、ゴール下での戦いというところに問題を抱えています。自分たちがよくなるのは走れている時だけです。走らなかったら自分たちには何もありません。練習から常にトランジションで走って、オープンな3Pシュートを狙うということを言い続けています。日本人選手のところについて何か不満があるということではないです。彼らは常にハードにプレーしてくれています。ただ、2人の外国籍選手のところについては、この試合も含めてここ数試合において、両選手ともにシュートの確率が非常に悪いということが続いています。誰であれ、道原選手がもっとシュートを決めなければならないということではないです。外国籍選手のもっと個人のところは、彼ら本人に責任をとってもらいたいと思います。もっといいシュートセレクションをしなくてはいけないですし、ゴール下でもっとハードに戦ってもらわなければならないですし、それがあった上で自分たちの試合はもっと簡単になってくると思います。見てもらったらわかるとおり、走れているときは非常に良い状態のときです。