【試合結果】2018-19シーズン 第6節 西宮ストークス vs 福島ファイヤーボンズ GAME2
第1Qはリードするも、一時は逆転を許す波乱の展開。それでも最後は逆転に成功し、今シーズン2勝目を飾った!
第1Q
西宮17-11福島
西宮のスタートは、ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、谷直樹、道原紀晃、ランディ・ホワイト。
フリースローで先制こそ許すが、すぐさま松崎がミドルショットを沈めて同点。その後、谷の2Pシュートに続き、久々のゲーム出場となったホワイトが連続で3Pシュートを決めリードを広げる優位な展開。さらに、得点を重ねて5:22で13点リードと昨日とは全く逆の展開となる。4:55ラベネルにこの日初のフィールドゴールを許すが、その後もホワイトのフリースローで追加点。残り3分を切ってから連続でゴールを奪われるが、6点をリードして終了。
第2Q
西宮31-38福島
9:36道原のショットで先制するが、9:18ラベネルにインサイドショットを決められる。この後、互いに3Pシュートで得点を重ね、点差は依然として6点のまま。ところが、8:19ブレディにダンクを決められると、7:50神原に3Pシュートを決められあっという間に1点差まで迫られる。そして6:22鈴木にショットを決められついに逆転を許してしまう。さらに、ここで踏ん張りを見せられず、福島に勢いを与え次々とショットを決められ6点リードとされたところでタイムアウトへ。タイムアウトあけの5:23ホワイトがインサイドショットを沈め、4:38バーンズもインサイドで粘ってショットを決めて2点差まで詰め寄る。さらに、オフィシャルタイムアウトあけの4:02ホワイトがダンクを沈めて再び同点に追いつく。このまま逆転まで持ち込みたいところだったが、福島も意地のショットを次々と決めて6点をリードされる。その後も追加点を奪われるが、残り18秒でホワイトがインサイドショットを沈めて7点ビハインドで前半終了。
第3Q
西宮56-62福島
9:42ブレディにレイアップを決められ先制を許す。その後も神原、川満に次々とショットを決められ、あっという間に14点ビハインドとなる。8:14谷口が2Pシュートを決めてようやくスコアを動かす。その後、相手にスコアされるが、谷やバーンズの3Pシュートで徐々に点差を詰めていく。2:24バーンズがバスケットカウントとなるレイアップを沈めて3点差まで迫り、さらに1:33道原がレイアップを沈めてついに1点差。しかし、1:09フリースローを与えて2点を奪われ3点ビハインド。それでも残り55秒でホワイトがインサイドショットをねじこんで再び1点差まで迫る。ところが、残り39秒で徳川にインサイドショットを奪われ、さらに残り1秒でまたも徳川に3Pシュートを沈められ6点のリードを許して最終クォーターへ。
第4Q
西宮89-78福島
是が非でも逆転したい最終クォーターだが、9:02ラベネルにフリースローを与え1点を奪われる。しかし、ここからギアをあげ8:18道原の3Pシュートから始まり、バスケットカウントとなるレイアップも決めてついに1点差。その後、フリースローで1点を与えたものの、6:43またも道原の3Pシュートが見事にリングを捉えてついに逆転。ここからは、福島も粘りを見せて両チーム得点を奪い合うシーソーゲームとなり、4:53川満にショットを決められ2点ビハインドとなったところでオフィシャルタイムアウトへ。この後、4:24道原がジャンプショットを決めて同点とすると、土屋のフリースローで逆転。3:13谷が真ん中を切り込んでレイアップを沈めて3点リード。さらに、バーンズが連続して3Pシュートを決めて一気にリードを9点まで広げる。1:17には谷が3Pシュートを決め、1:09バーンズがファウルを誘ってフリースローを2本とも沈め14点リード。1:02猪狩に3Pシュートを決められるが、1:00またもバーンズがフリースローのチャンスを得て2本きっちり沈める。残り50秒ブレディにインサイドショットを、残り21秒には猪狩にフリースローを2本決められ追加点を奪われるが、残り16秒で今度は松崎がフリースローのチャンスに2本とも決めて追加点をあげ、このまま試合終了。欲しかった今シーズン2勝目を見事手にした。
【主なスタッツ】
<得点>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 33点
#13 道原紀晃 17点
#33 ランディ・ホワイト 17点
<リバウンド>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 12リバウンド
#9 谷直樹 5リバウンド
#33 ランディ・ホワイト 5リバウンド
<アシスト>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 8アシスト
#3 松崎賢人 5アシスト
#9 谷直樹 4アシスト
【ライコビッチHC試合後コメント】
まず両チームともに昨日よりスコアの高い試合になったのは、ファンにとって見ごたえのある試合になったと思います。自分たちはスタートはすごく良かったんですが、そのあとにすぐ福島に試合を戻すタイミングを与えてしまいました。我々のビッグマン ホワイト選手が5ファウルになった状況で、福島の気持ちやエネルギーが少しソフトになったように感じました。それはなぜなら、うちの選手が1人ファウルアウトしたことによって、もっと簡単に勝てるだろうと相手が思ったからかもしれません。そういう状況でチームのそれぞれがキャラクターをしっかり示してくれました。特にバーンズ選手、スコアは完全に昨日と違う状況で1対1からしっかりとスコアしてくれました。スコア的には少し簡単な試合に見える点差かもしれませんが、全くそうではなくとても難しいゲームでした。この2日間若い選手たちに出場機会を与えられたということが非常に良かったと思います。昨日の試合では内藤選手が10ポイント、今日の試合では土屋選手がディフェンス面で特に試合を変えるカギになる選手になってくれました。常に若い選手にはチャンスを与えたいと思っていますし、それはシーズンが終わるまでずっと続けていきたいと思っています。(今日ホワイト選手を起用したのは?)正直言って昨日のウエスト選手のプレーに満足していなかったということです。昨日の会見でも語りましたけど、昨日外国籍選手2人で6/27というシュート確率でした。それに対して今日の試合は良い確率でものすごくアグレッシブにしてくれたことは自分たちにとって良いことでした。もうひとつ選手を変えた理由としては、ウエスト選手に比べてホワイト選手の方がチームにいる期間が長く、自分たちのシステムをより理解していると思っているからです。ホワイト選手とプレーする方が他の選手たちにとっても良い状況になると思いました。こういう遠征の中で何試合も行うということは、どのプレイヤーにとっても良いことではないので、ローテーションするチャンスがあれば常に考えていきたいと思います。
【試合レポート】
詳細はこちら ⇒ https://www.storks.jp/game/?YMD=20181028&ScheduleKey=3608&TAB=R&DOUBLEHEADERFLAG=false