【試合結果】2018-19シーズン 第7節 西宮ストークス vs 信州ブレイブウォリアーズ GAME2
最終クォーターで逆転に成功。終了間際まで得点を奪い合ったが辛くも勝利をおさめた!
第1Q
西宮15-22信州
西宮のスタートは、昨日と同じ ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、谷直樹、道原紀晃、ランディ・ホワイトのメンバー。
9:45ホワイトがあいさつ代わりのダンクを決めて先制。8:58バーンズがジャンプショットを沈めてこれに続く。その後、信州にスコアされるが、8:10道原がアウトサイドショットを決める。その後も得点を取り合う展開が続く。6:01マクヘンリーにジャンプショットを決められ同点とされる。ここで粘りを見せたかったが、5:12石川に3Pシュートを決められリードを許すと、3:35には栗原にもスコアされ5点ビハインド。それでも、バーンズが連続してファウルをもらい、フリースローのチャンスをすべて沈めて1点差まで迫る。2:16ホワイトのフリースローが1本決まり同点とするが、すぐさまマクヘンリーにジャンプショットを決められると、1:23大崎に3Pシュートを決められる。残り1分道原のフリースローで2点返すが、残り1分を切って大崎にレイアップを決められ、終了間際の残り4秒でマクヘンリーにフリースローを与えて2点献上。結果7点ビハインドで終了。
第2Q
西宮36-33信州
9:45マクヘンリーにインサイドショットを決められ先制を許すが、9:30谷がアウトサイドショットを決めて得点を奪い返す。8:41大崎にレイアップを決められるが、8:12谷がレイアップを決め返、これがバスケットカウントとなる。さらに、7:25ホワイトがインサイドショットを決めてスコアし、4点差まで迫る。5:20道原がレイアップを沈めて2点差とすると、4:24バーンズがフリースローのチャンスを2本とも決めて同点。ここからは、シーソーゲームの展開となり、引き離されそうになってもフリースローのチャンスをものにして、1:01道原のフリースローで1点リードとする。そして、残り1秒で第1Qからショットがなかなか決まらなかった松崎が、レイアップを大事にリングへおさめて3点リードで前半終了。
第3Q
西宮49-58信州
9:31栗原に3Pシュートを決められあっという間に同点とされると、続く8:52マクヘンリーにジャンプショットを、さらに8:14に栗原に3Pシュートも決められ、一気にリードされる苦しい立ち上がり。それでも、8:06道原がアウトサイドショットを沈めて2点返す。しかし、ここからまたも信州に連続してスコアされ、徐々にリードが広がり、4:50の時点で11点ビハインド。4:33バーンズがフリースローのチャンスに2点を奪い、3:31にはジャンプショットも決めて追い上げる。ここからは、またも両チーム得点を奪い合う展開となり、追いつくことはできないが、必死で食らいつき、1:20マクヘンリーにインサイドショットを決められ依然として11点ビハインド。残り38秒でホワイトがインサイドショットを沈めて2点返し9点ビハインドとなり、そのまま最終クォーターへ。
第4Q
西宮78-75信州
9:36ホワイトのインサイドショットが決まって先制。しかし、この後はまたも得点の奪い合いで、なかなか追い上げられないかと思ったところ、7:50梁川の3Pシュートが決まると、7:06道原も3Pシュートを連続して沈めて一気に3点差まで迫り、6:28谷がバスケットカウントとなるインサイドショットを決めてついに同点とする。ここから、谷口、谷が連続して得点を奪ってスコアを伸ばし一気にリードする。4:35谷がフリースローで追加点、4:03バーンズが巧みなレイアップを沈めてリードは8点。3:45またもフリースローのチャンスを得た谷が2本決めて10点リード。しかし、信州はマクヘンリーにボールを集めてスコアを伸ばし、2:35の時点で4点差まで追い上げられる。それでも、谷やバーンズが得点をあげてリードを保つ。残り16秒で道原がフリースローを2本決めて8点リード。ところが、残り9秒で石川に3Pシュートを決められ、残り7秒には三ツ井にレイアップを決められ3点差まで迫られたが、逃げ切って辛うじて勝利をおさめ、このカードを1勝1敗とした。
【主なスタッツ】
<得点>
#9 谷直樹 20点
#2 ドゥレイロン・バーンズ 19点
#13 道原紀晃 18点
<リバウンド>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 8リバウンド
#33 ランディ・ホワイト 6リバウンド
#9 谷直樹 5リバウンド
<アシスト>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 6アシスト
#9 谷直樹 4アシスト
#13 道原紀晃 3アシスト
#19 梁川禎浩 3アシスト
【ライコビッチHC試合後コメント】
コーチとしていちばん重要だったことは、昨日の試合から選手たちがメンタル的にカムバックしてくれたこと、しっかりと自分たちのキャラクターというのを発揮して、昨日よりはるかに高いエネルギーでプレーしてくれました。そういうスタッツの数字の面からもエネルギーの差というのが、見て取れます。そこがフリースローの数というところに表れています。31本のフリースローを打って、そこが昨日といちばん大きな差になっています。そのフリースローというのは自分たちのエナジーを出せた結果だと思うので、レフリーが自分たちが好きだとかそういうことではないと思います。フリースローを打つだけに値した試合をしたということです。今日のようにエネルギーをたくさん出してプレーすることができれば、自分たちにとって不利なコールというのは少なくなると思いますし、もっともっとフリースローを獲得できるというのは選手たちには伝えています。単純に昨日の試合と比較して、どういう状況かというのを選手たちには伝えたんですけど、昨日の試合では10点差を戻すために自分たちは9分かかったんですけど、信州はリードは最大12点だったんですけど、ほんのわずか数分でリードを奪った状況だったのでした。信州は追いついて離すまでにおよそ3分ぐらいだったんですが、自分たちも3分以内に点差を戻さないと昨日のようにずるずると点差が開いたまま試合が進んでしまって試合を戻すという時間が無くなってしまうので、ゆっくりやるのではなくてしっかりとエナジーをもって走る、早くオフェンスするということを選手たちに伝えました。ひとつの大きなターニングポイントとしては、梁川選手がコートに入った瞬間がひとつ大きな変化で、彼がディフェンス面でチームに大きな貢献をしてもらって結果的には3スティールを記録して、梁川選手がベンチから出て、チームにもたらしてくれたエネルギーというのは非常に大きかったです。
【谷直樹選手試合後コメント】
昨日の反省をいかして、今日結果を出せたことは素直にうれしいなと思います。いちばんは、ディフェンスリバウンドの部分で全員がしっかり集中してとれたのが大きいのと、終盤でしっかりリングにアタックして、バーンズ選手だったりがファウルをもらってフリースローという簡単に点をとれるシチュエーションにできたのが大きかったかなと思います。バーンズ選手が1対1を仕掛けて、そこにディフェンスが集中していて、そこはスリーを打って決められたら良かったんですけど、相手がクローズアウトで出てきていたので、そこをしっかりアタックできたのはよかったところかなと思います。(後半調子が上がったが、何か変化が?)特別に何も思っていなかったんですけど、シュートを打つのが僕の仕事だと思ってますし、それを1試合続けてできたところが良かったかなと思います。(ファンへ向けて)今日の勝利というのをしっかり次につなげられるようにがんばっていくので、これからも応援よろしくお願いします。
【道原紀晃選手試合後コメント】
昨日はこの展開で、2点差まで追いついてまた引き離されるという状況だったんですけど、今日は第4クォーター5分ぐらいまでに追いついてそのまま引き離すという形ができたので、今までできていなかったことが今日チームとして成功して、そこがいちばん大きな勝因だったかなと思います。(どのような準備をしていたか?)自分の仕事というのは、シュートを打って確率良く決めるということなんですけど、今チームでやっていることは1人が何点とるとかそういうことではなくて、チームでディフェンスをやる、僕はディフェンスがよくないことが多いので、もっとアグレッシブにディフェンスをしようと考えて、いちばんはチームディフェンスのことを考えていました。向こうのポイントガードとマッチアップするところが最初は起点となってくるので、アシストの多い選手ですし、そういうところを守るというのを意識していたのと、チャンスがあればシュートを打つというところを考えていました。コーチも言っていたのですが、向こうが1位というのはあまり関係ないと思うんですけど、向こうもコンディションの面で外国人選手が1人いないというチーム状況がありましたけど、僕たちがやらなくてはいけないことは、自分たちが練習してきたことをコートで出すということと、最後に勝っているということ、それが信州に勝ったということではなく、チームで1勝できたことがよかったと思います。連勝していくとチームの雰囲気は全然変わっていくと思うので、まだ連勝はしていないので、どこかで勢いをつけていい結果を出したいと思います。