【試合結果】2018-19シーズン 第18節 西宮ストークス vs. バンビシャス奈良 GAME1
前半はシーソーゲームを展開。後半に入ってディフェンスのリズムを取り戻し、きっちりと白星を手にした。
第1Q
西宮24-19奈良
西宮のスタートは、ブラッドリー・ウォルドー、ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、谷直樹、道原紀晃。
9:45バーンズが3Pシュートを決めて先制。続けて8:59谷も3Pシュートを決めて幸先良いスタートを切る。ところが、8:38パーマーの3Pシュート、6:55横江のレイアップで1点差とされる。しかし、6:30谷が早くもこの日2本目の3Pシュートを決めて4点リード。しかし、ここから1点差まで迫られてはスコアする得点を奪い合う展開に。終盤梁川が3Pシュートを連続で決め、リードは5点。その後の奈良の攻撃をおさえ、そのまま終了。
第2Q
西宮41-36奈良
9:39バーンズがファウルをもらってフリースローを獲得。2本とも決めて先制する。8:20続いて道原がアウトサイドからショットを決めて9点リード。しかし、ここからスコアが止まって奈良に次々とショットを奪われ、じりじりと点差を詰められる。5:54谷がこの日3本目となる3Pシュートを決めて6点差とするも、ここから奈良に猛追され、3:59松本のバスケットカウントとなるインサイドショットで逆転を許す。3:06またも松本にレイアップを決められ3点ビハインド。それでも、ウォルドーやバーンズがフリースローを獲得し、同点まで戻す。さらに、1:23谷口がフリースローを2本決めて再逆転。残り1分を切ってからバーンズがスコアを奪って再びリードを5点としたところで前半終了。
第3Q
西宮64-61奈良
9:41この日絶好調のバーンズがレイアップを決めて先制。しかし、ここから奈良に、ディフェンスの隙をうまくつかれ、じりじりと点差を詰められる。追いつかれそうになりながらも、ウォルドーのバスケットカウントや、谷口の3Pシュートで追撃を交わす。しかし、5:23横江にフリースローを2本とも決められ同点とされる。さらに、5:03本多にもフリースローを決められ、逆転を許すが、4:47バーンズが3Pシュートを決めて辛うじてリードする。さらに、勢いに乗ったバーンズは、4:05にも3Pシュートを決めて4点リード。3:10ウォルドーが加入後初となる3Pシュートを決めて会場が大いに沸く。この後、奈良を突き放すことはできず、残り1分を切って横江にフリースローを決められ3点差まで迫られるが、残り30秒で道原がインサイドショットを決める。しかし、残り5秒で種市にショットを決められ再び3点差まで迫られ最終クォーターへ。
第4Q
西宮91-74奈良
9:44道原がレイアップを決めて先制。その後も道原がアウトサイドや、ウォルドーのバスケットカウントなどで得点を重ね、7:21梁川のアウトサイドショットで10点までリードを広げる。ところが、ここから約2分得点を奪えず我慢の時間が続き5点差まで迫られる。5:25道原がバスケットカウントを決めて8点リード。さらに、3:50道原がオフェンスリバウンドを奪ってセカンドチャンスで追加点を奪うなど躍動。しかし、3:37好調の道原がファウルアウトとなる。2:36大塚が3Pシュートを決めて再び10点リードとする。さらに、大塚が立て続けにファウルをもらってフリースローをすべて決め、16点リード。このあと、仁平にフリースローを1本決められるが、残り45秒土屋がインサイドショットを決めて90点台にのせ、その後は両チームショットが決まらずそのまま試合終了。見事に勝ち切り、連勝を3に伸ばした。
【主なスタッツ】
●西宮ストークス
<得点>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 23点
#00 ブラッドリー・ウォルドー 22点
#13 道原紀晃 13点
<リバウンド>
#00 ブラッドリー・ウォルドー 13リバウンド
#2 ドゥレイロン・バーンズ 9リバウンド
#13 道原紀晃 3リバウンド
<アシスト>
#13 道原紀晃 7アシスト
#00 ブラッドリー・ウォルドー 5アシスト
#2 ドゥレイロン・バーンズ 4アシスト
●バンビシャス奈良
<得点>
#4 ジェフリー・パーマー 19点
#23 横江豊 14点
#13 小松秀平 11点
<リバウンド>
#2 ゲイリー・ハミルトン 8リバウンド
#4 ジェフリー・パーマー 5リバウンド
#13 小松秀平 3リバウンド
<アシスト>
#2 ゲイリー・ハミルトン 9アシスト
#4 ジェフリー・パーマー 4アシスト
#13 小松秀平 4アシスト
【MVP ドゥレイロン・バーンズ選手】
【ライコビッチHC試合後コメント】
試合前の予想通り、奈良がゾーンディフェンスをしいてきたことに対して、前半自分たちに対してゾーンは機能しないんだということをしっかり証明できたと思います。最終的にはタイトなチームとしてひとつになる強いシステムをしっかり発揮できたかと思います。アシストが24、相手よりも10本以上リバウンドが多く、オフェンス面でもしっかりできていたと思います。そういうしっかりと自分たちのやりたいことをできていたので、負けることはないと思っていました。ただ、非常にタイトなゲームが長い時間あったと思うんですけど、そういうゲームというのは悪いことではないと思っています。奈良は非常に強いキャラクターを持ったチームですし、それぞれの選手というのが非常に個性のあるしっかりとプレーできる選手がそろっています。過去にも非常にタイトなゲームをこれまでも繰り返しているので、明日もタイトなゲームになるだろうと予想しています。そういうゲームに対して我々はメンタル面で試合の序盤から戦う準備ができていると思います。自分たちにとって簡単なゲームはもう存在しないと思っています。
【松崎賢人選手試合後コメント】
まず地元に近い上郡という土地でバスケットができて、なおかつ知り合いの方々が見に来ていただいたので、自分自身も楽しい試合になりましたし、結果勝利することができてよかったなと思います。(ディフェンス面でこころがけた点は)奈良の外国人の選手がパスがとてもうまい選手が2人いるので、そこから裏にとおされりだとか、そこからアシストされるのは気をつけようという話はしていたんですけど、試合の序盤にやられてしまったところがあったので、そこが反省点かなと思います。対策としては、ディフェンスを入れ替わってスイッチという形をとってやる予定だったんですけど、スイッチで油断して中に通されるという形だったので、ちょっとした気の緩みだったりがあったので、今日はそこが直せなかったところかなと思います。(明日に向けた抱負)なかなか地元に近いところで試合をすることがないので、そういった部分で西播磨のバスケットを盛り上げたいと思いますし、見に来ていただいた方のために一生懸命プレーするっていうのが恩返しになるので、そういった部分を意識しながら明日も勝ちに行きたいなと思います。
【道原紀晃選手試合後コメント】
最近勝率もあがってきて、勝てるときは、自分たちがオフェンスが悪くても、ディフェンスがよければけっこう良い流れになっているので、それを感覚的に覚えてきていると思います。個人としてもチームとしてもいつも気をつかっている感じはあります。第3Qぐらいで向こうの日本人がポストアップしてくる形になって、よくファウルが込んで点差が離れなかったので、そこは明日修正できればもっといいゲームができるかなと思っています。アシストもらった形が多かったので、最後僕がコーナーからシュートとか、ゴール下に飛び込んだ時にブラッドからパスをもらったり、ブラッドもダブルチームをされたりしていたので、チャンスと思って飛び込んだり、相手の外国人はブロック前半1回も飛んできていなかったので、思い切っていこうとは思っていました。(新年の抱負は)前半戦出だしが良くなくて、負け越した形で終わってしまったんですけど、後半30試合あって、チームの目標としては、バスケットなので何敗かはするかもしれないですけど、ほとんど勝っていくようなイメージもしているので、27~28勝ぐらいできればプレーオフ圏内に入ってくると思うので、新しい年になってその目標を掲げている中でいいスタートを切れたかなと思います。
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試合結果詳細はこちら ⇒ https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3817&TAB=B