【試合結果】2018-19シーズン 第18節 西宮ストークス vs. バンビシャス奈良 GAME2
序盤は自分たちのペースで展開。第2Q終盤から徐々に流れを奪われ逆転を許す。その後、猛追及ばず悔しい敗戦。
第1Q
西宮19-9奈良
西宮のスタートは、ブラッドリー・ウォルドー、ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、谷直樹、道原紀晃。
開始約2分が経過してようやくブラッドがインサイドショットを沈めて先制。そのあともウォルドーの勢いは止まらず開始5分で4本のインサイドショットを決める。しかし、奈良にもここで粘られ4点差まで迫られる。それでもここからバーンズが連続得点を奪って9点リード。その後も大塚やバーンズが追加点を奪い、奈良の攻撃を最小限におさえ10点リードで終了。
第2Q
西宮30-26奈良
序盤からクロスゲームを展開。谷の3Pシュート、ウォルドーのインサイドショットなどでスコアを重ねるが、これ以上点差を広げられないままゲームが進む。残り3分を切ってからファウルが重なり、フリースローを与え、一気に4点差まで迫られる。1:10ウォルドーがインサイドショットを決めるが、残り52秒でパーマーにフリースローを決められ再びリードは4点。その後は両チームスコアを伸ばせず、わずかにリードを保って前半終了。
第3Q
西宮36-50奈良
後半に入ってもクロスゲームが続く。しかし、6:33横江にショットを決められ同点。それでも、6:16道原が大きなステップを使って中へ切り込み、レイアップを沈めて一歩リード。ところが、5:53石塚にスコアされて再び同点。続く5:01小松にアウトサイドからショットを奪われ逆転を許す。4:19本多にもスコアされ4点ビハインド。このあと、奈良のゾーンディフェンスに苦しみ、ターンオーバーが重なってさらに点差を広げられる。残り3分を切ってから、パーマー1人に10点とられ、14点ビハインドで最終クォーターへ。
第4Q
西宮62-68奈良
序盤、ウォルドーがフリースローやバスケットカウントなどを決めて9点ビハインドまで持ち返す。しかし、パーマーのバスケットカウントや、仁平のショットを許して5:39の時点でビハインドは13点。このままでは終われない西宮は、4:56パスをつないで最後は谷が3Pシュートを決めて10点ビハインド。オフィシャルタイムアウトあけ、両チームスコアが動かないまま2分以上経過。2:37ウォルドーがフリースローのチャンスを得て2本とも決めてようやく均衡を破るも、2:16小松に3Pシュートを決められ11点ビハインド。しかし、1:56バーンズが3Pシュートをコーナーから決めて8点差に迫る。1:35バーンズがファウルをおかして痛恨のファウルアウト。パーマーにフリースローから1点追加される。それでも、1:27大塚が3Pシュートを決めて6点ビハインドとなり会場全体が追い上げムードに包まれる。しかし、ここで奈良はタイムアウトをとって西宮に傾きかけた流れを断ち切り、その後パーマーのフリースロー、本多のジャンプショットで9点ビハインドとされる。ここで今度は西宮がタイムアウト。あけて直後の残り57秒 谷がスコア。しかし、このあとが続かず、残り29秒パーマーにショットを奪われ再びタイムアウトをとる。残り25秒道原が3Pシュートを決めて6点ビハインド。しかし、直後に梁川がファウルをおかし、本多にフリースローを2本とも決められる。それでも、残り18秒再び道原が意地の3Pシュートを決めて5点差まで迫る。しかし、残り17秒横江にフリースローを与え、1点献上。ここから攻撃に転じるも、スコアにつながらず試合終了。悔しい敗戦を喫し、連勝は3でストップした。
【主なスタッツ】
●西宮ストークス
<得点>
#00 ブラッドリー・ウォルドー 24点
#2 ドゥレイロン・バーンズ 12点
#13 道原紀晃 10点
<リバウンド>
#00 ブラッドリー・ウォルドー 10リバウンド
#9 谷直樹 9リバウンド
#2 ドゥレイロン・バーンズ 7リバウンド
<アシスト>
#9 谷直樹 5アシスト
#2 ドゥレイロン・バーンズ 4アシスト
#13 道原紀晃 4アシスト
●バンビシャス奈良
<得点>
#4 ジェフリー・パーマー 26点
#13 小松秀平 9点
#23 横江豊 9点
#27 石塚裕也 9点
<リバウンド>
#4 ジェフリー・パーマー 12リバウンド
#27 石塚裕也 6リバウンド
#13 小松秀平 3リバウンド
#23 横江豊 3リバウンド
#27 本多純平 3リバウンド
<アシスト>
#4 ジェフリー・パーマー 3アシスト
#27 石塚裕也 3アシスト
#5 仁平拓海 2アシスト
#24 本多純平 2アシスト
【ライコビッチHC試合後コメント】
これがバスケットボールなので、昨日とは違う形になってしまいました。昨日はどの展開においてもイージーに見えましたが、今日はどの展開においても非常に難しかったです。昨日自分たちのオフェンスというのはほぼ完璧な出来でした。今日はそれが機能しませんでした。ターンオーバーが19というのは非常に多過ぎる数字ですし、そのあとオフェンスをコントロールすることができませんでした。奈良は長い時間ゾーンディフェンスをしいてきたことによって、自分たちのリズムが崩れたりだとか、オフェンス面でのフォーカスが崩れたことがありました。選手たちは体力的にかなり疲れている状況なので、しっかり休むことが必要なのと、ディフェンス面ではしっかりと自分たちのやるべきことができているんですけど、それに加えオフェンス面で勝つべき試合に勝てるようなオフェンスの力というのをしっかり加えていかなくてはならないと思います。我々のような経験のあるチームは、しっかりとゲーム中に審判の笛の基準というのに対応して、それに慣れて、そこから不満を言わないようにプレーしていかなければいけません。次の試合からシーズン後半戦すべての試合においてしっかりと集中を保っていきたいですし、それができれば再び強い自分たちというのを取り戻せると思います。
【松崎賢人選手試合後コメント】
まず負けてしまったこと大変残念に思いますし、久しぶりにストークスのダメなところが出てしまったなという試合でした。チームの雰囲気は非常によかったんですけど、奈良の外国人選手が1人出ないということで、どこかに気の緩みだとかやりづらさがあったので、そういうところでリズムを狂わされたかなという印象があります。(3Qもどかしさが会場にもありました)やりづらさというのがコートの中だけではなく観客席の皆さまにも伝わってしまったという部分がありますし、ベンチも乗り切れなかったということで、コート内外でもリズムが崩されたのかなと思います。西播磨という地域はプロのスポーツが開催されるということが多くないので、そういったことからプロのバスケットボールを通じて近くで見てもらったりしたら、今後西宮まで足を運ぼうという方が増えて、より一層西播磨も西宮もバスケットが盛り上がっていけると思うので、本当にこの2日間開催してよかったなと思いますし、ご協力いただいた上郡の行政の方だったり、上郡バスケットボール協会の方に感謝したいと思います。(会場に来られていた高校生に向けて)僕自身田舎に生まれて、こういうプロになれるとかあまり想像してなかったんですけど、自分がお手本となって、こうやって田舎からもプロになれるんだということをもっとみなさんに知ってほしいので、これからももっともっとがんばってほしいなと思います。(プレーオフに向けての抱負)前半終わった時点で13勝17敗だったんですけど、後半戦は目標としては25~27勝、3~5敗、最終的にはプレーオフ進出にもっていけるようにまた、ここでリズムを崩してまたやってしまうと、プレーオフの道は途絶えてしまうので、もう1回切り替えて最終的にはプレーオフまで持っていけるように、みんなでミーティングしてがんばっていきたいと思います。
【谷口淳選手試合後コメント】
序盤入りは悪くはなかったと思うんですけど、そこから自分たちの流れでシュートが打ててなかったり、奈良のゾーンのローテーションが昨日とは変わってたので、そこにアジャストできなかったのが外回りのリズムも狂わされて、オフェンスのリズムが掴めずターンオーバーが増えて、オン1だったんですけど、パーマー選手に好きにやられてしまって、外もドライブも。それでファウルがかさんでバーンズ選手がファウルアウトになってという、僕らにとっていちばん悪い流れだったかなと思います。(第3Qどういうプレーで盛り返そうとしていたか)どういうプレーっていうよりも、完全に思考的な問題かなと思って、ぜんぜんやれる相手でしたし、内容もどうしても歯が立たない相手でも何でもなくて、自分たちの考え方次第でどうにでも変わることだと思ったので、ちょっとネガティブにみんなが考え始めているなあと思ったし、コートの中で一番元気出していかなければならないなというところで、コミュニケーションが取れていなくてミスっていうのが多かったので、どういうプレーというよりもそういうところをもうちょっと改善すればよくなると思いました。(プレーオフに向けての抱負)自分たちのやることははっきりしているので、これ以上負けられない、こういう試合から学んで、こういう試合を繰り返さないことがプレーオフに向けては絶対に必要になってくるので、そこはチームメイト含め、コーチに何を言われるとか関係なく、自分たちで何を考えてどうしていかなければいけないのか、選手全員で取り組んでいかないといけないし、誰か1人でも他人事だと思っていれば、今日みたいな試合が続くと思うので、僕も若手のうちですけど、若手の選手にも声をかけて、チーム全員でそういう雰囲気を出していけたらなと思います。
【大塚勇人選手試合後コメント】
まずは、勝たなくてはいけない試合だったと思うんですけど、それを落としたのが非常に残念であります。相手のインサイドの選手がけがをして出られない、もともとスカウティングでも出られないんじゃないかという中で準備してきて、1日目はいましたけど、今日はいなくなって、そこで別に気が緩んだ訳じゃないですけど、そこでいつもの力が発揮できなかったのがちょっと痛いところかなと思います。(これからどういうプレーで存在感を発揮したいか)出られるようになったことはうれしいことですし、スタメンに出られれば自分にとって良いことではあるんですけど、チーム状況を考えたときに、別にスタメンである必要もないし、短い時間でできることというのがあると思うので、今もコーチからシュートを打てと言われてますし、外のシュートが調子がいいので、そこを使いながら自分の本来得意であるアシストをもう少し増やしていければいいなと思います。スタメンであろうが何であろうが、何でも貢献できればというのがいちばんです。(プレーオフに向けての抱負)コーチからも8~9割勝たないとというのは、30試合終わって休みがあったときに言われてたので、気持ちとしてはみんなそっちに向いて、勝ちだけっていうのは。方向性というのは向いていると思うんですけど、こういう試合があると、マイナスの方向に行ってしまう可能性もあるので、あんまり勝ちに意識しすぎるとみんなのメンタル的に負担になってきたりするので、僕は目の前のことをひとつひとつしっかり仕事しながら、そんなに若くもないのでチームのモチベーションを上げるであったり、アドバイスするというのは上の選手にもしていきたいと思ってますし、そういうところで僕は貢献していければ良いかなと思っています。
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