【試合結果】2018-19シーズン 第23節 西宮ストークス vs. 八王子ビートレインズ GAME2
今シーズン初の100点ゲームで3連勝!5人の選手が2桁得点を記録した。
1Q
西宮27-19八王子
西宮のスタートは、ブラッドリー・ウォルドー、ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、谷直樹、道原紀晃。
9:40バーンズの3Pシュートで先制すると、連続スコアして開始約1分半で8点リードする。8:11浅野に3Pシュートを決められると、続いてアーリーにバスケットカウントを許し一気に点差を詰められる。ここから一進一退の攻防が続き、4:05地久里に3Pシュートを決められついに同点とされ、3:32アーリーにショットを許して逆転を許す。しかし、ここから道原が連続スコアして再逆転。1:44谷がフリースローのチャンスに2本きっちり沈めて4点リード。1:28浅野にスコアされるが、1:03道原が早くも自身13得点目となるショットを沈め、残り1分を切ってからウォルドーが連続スコア。リードを8点まで広げて終了。
第2Q
西宮60-41八王子
開始から連続スコアされるも、その後お返しとばかりに次々とスコアし、8:09道原の3Pシュートが決まって10点リード。その後は、互いに得点を奪い合い、ほとんど点差は変わらないまま進む。中盤、ウォルドーのダンクをきっかけに、谷、バーンズが3Pシュートを連続して決めてリードは18点に拡大。その後も、相手のゾーンディフェンスを破り、外からのショットで加点。リードを20点とすると、残り1分を切って、相手にもスコアされるが、ウォルドーのインサイド、残り3秒での内藤の3Pシュートでリードを21点、スコアを60点に伸ばして前半終了。
第3Q
西宮77-68八王子
序盤から得点の奪い合いが続く。残り5分を切ってから、八王子に連続得点を奪われ、21点まで開いた点差を11点差まで迫られる。終盤は、道原、バーンズ、谷がスコアするも、ファウルもかさみ、フリースローでの得点も献上。9点差まで迫られ最後の10分へ。
第4Q
西宮100-89八王子
八王子の勢いは最終クォーターも続き、開始2分でリードはわずか7点。6:36谷が3Pシュートを決めてチームを鼓舞。ここから、内藤のインサイドショット、谷もインサイドを沈めてリードは14点。しかし、オフィシャルタイムアウトあけにまたも連続得点を奪われ9点差まで迫られる。この流れを断ち切ったのはまたもキャプテン谷。3:07に3Pシュートを決め、その後バーンズのレイアップ、内藤の3Pシュートが連続して決まって12点まで点差を広げる。残り2分を切ってから、大城に3Pシュートを決められるが、フリースローのチャンスを獲得し、残り30秒で今季初の3桁得点を記録。このあと八王子にスコアされるが、11点リードで試合終了。連勝を3に伸ばし、22勝21敗と今季初の勝ち越しとなる勝利を掴んだ。
【主なスタッツ】
●西宮ストークス
<得点>
#00 ブラッドリー・ウォルドー 22点
#9 谷直樹 21点
#13 道原紀晃 21点
#2 ドゥレイロン・バーンズ 20点
<リバウンド>
#00 ブラッドリー・ウォルドー 11リバウンド
#13 道原紀晃 8リバウンド
#2 ドゥレイロン・バーンズ 6リバウンド
<アシスト>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 8アシスト
#00 ブラッドリー・ウォルドー 7アシスト
#3 松崎賢人 6アシスト
#13 道原紀晃 6アシスト
●八王子ビートレインズ
<得点>
#23 クリーアンソニー・アーリー 34点
#0 浅野崇史 15点
#9 岡田優 9点
<リバウンド>
#23 クリーアンソニー・アーリー 9リバウンド
#0 浅野崇史 5リバウンド
#10 セオン・エディ 3リバウンド
#14 地久里謙成 3リバウンド
<アシスト>
#77 大金広弥 6アシスト
#23 クリーアンソニー・アーリー 3アシスト
【MVP 道原紀晃選手】
【ライコビッチHC試合後コメント】
いくつか説明しておかなければならないことがあると感じるので、相手が外国籍選手が1人という状況で、簡単に勝てるだろうという予想だったり、気持ちだったりが少なからずあったかと思うんですが、こういう完全にオフェンスのチームに対して、40分間オフェンスでもディフェンスでも高いクォリティをキープすることが必要だと思います。最初の6~7分経った後に選手たちに伝えましたが、このペースで点をとられると最終的には90点を超えてしまうと、結果的には89点取られています。こういう相手に対して、こういう展開になると、単純に相手をとめるだけは十分ではなくて、自分たちもスコアする必要があるかと思います。経験のあるプレーヤーたちが長い時間コートに立ってくれて、常に集中力を保ってくれたということが自分たちにとってキーになったと思います。そして35アシストという部分もこの試合でいちばん印象深いかと思います。(3Pシュートもよく決まり前半シュート確率90%を超えていました)昨日と今日のゲームを比べたとき、自分たちも90%ぐらい確率があったんですけど、それと同時に相手も75%ぐらいあったかと思います。前半で41点八王子が得点していたかと思うんですけど、それでもなおベストなスコアラー23番アーリー選手が3Pシュートを1本も決めていない状況だったと思うので、それは昨日より大きな数字になっています。こういうタイプのゲームはプレーするのが難しいと思っています。数字的に見ると自分たちのディフェンスが機能していなかったように見えるかもしれませんが、そうではなくて自分たちのディフェンスはうまくいっていたと思います。ただこういう完全にオフェンス型のチームというのは、どこからもどの選手もスコアをすることができますし、実際10番を除くすべての選手がスコアしていると思うので、そういうところしっかりと自分たちは戦わなければならないと思っています。それから、八王子との対戦というのはまだこれからもあるので、すべての試合にむけてしっかりと準備する必要があると思います。(ようやく勝ち越しました。残り17試合数字の上での目標は?)現時点でははっきり言えないというのが正直なところです。試合ごとに状況は変わっていくと思いますし、選手たちの健康状態なにかひとつケガが起こった時点でチームの状況は全く変わってしまうので、そこは1試合1試合積み重ねていくだけだと思っています。
【道原紀晃選手試合後コメント】
向こうの外国籍選手が1人しか出ないという状況だったんですけど、それで気を緩めることなく、僕たちのゲームをしようということで入ったんですけど、もっともっとディフェンスでうまく守れた部分があると思うので、そこ修正して次節につなげていきたいと思います。(シーズン初の100点ゲームでした)ブラッド選手のところにダブルチームとか守られていたので、周りの3Pシュートとかが入ったゲームでした。トランジションゲームでもあるので、ポゼッションが普段のゲームよりはだいぶ多くなっているので、僕たちも100点とったんですけど、相手も89点。その中でもまたディフェンスを固く守れるところはあったと思うので、そこはこのゲームのダメだったところかなと思います。(応援してくれた神戸市民へメッセージを)僕は神戸出身で、この体育館でも何回も戦ったことはあるので、すごく懐かしいという気持ちもありましたし、神戸からお越しいただいた方、自分が神戸出身で神戸でプレーしていて応援していただいているということを実感したゲームでした。やっぱり2連勝、アウェーからすると3連勝というのはすごく大きなことだと思うので、これからもっと連勝できるようにがんばりたいと思います。(高校生のときにも戦ったこの体育館何か感じることは?)高校生の頃は周りの声援とか感じなかったんですけど、プロになってゲームをするとシュートが入るにしろすごくファンの皆さんが大きな声で応援してくれるので、それはすごい点をとりたいという気持ちになります。(日本代表戦では先輩の古川選手も出場していました。それは刺激を受けましたか?)バスケットをやっている以上、上を目指してやっていきたいので、すごく良い目標でもある古川さんがそういう場でプレーしているのはいろいろな思いはありますし、全力で応援しています。
【谷直樹選手試合後コメント】
まず勝てたことホッとしてますし、チームとしていい試合ができたので非常に良かったなと思っています。(勝ち越しとなりました。まだ満足していないと思いますが、ここまでチームを引っ張る立場としてどう感じるか?)もちろんここまで苦しかったですし、今も苦しいですし、でも逃げ出すのではなくてしっかり戦って、ここからもっといい結果につなげられるようにがんばっていきたいと思います。(これからの意気込みは?)自分たちの目標というのがあるので、そこの可能性がゼロになるまで、また会場に来てくださるファンの皆さんのために1試合1試合しっかり戦っていきたいなと思います。(次節加古川戦に向けてひとこと)加古川開催は、ここ数年すごく盛り上がっているので、自分たちもすごい楽しみにしていますし、いい試合をしたいと思うので、ぜひ会場に来て応援していただきたいと思います。
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試合結果詳細はこちら ⇒ https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3906