【試合結果】2018-19シーズン 第30節 GAME1 ○西宮ストークス 81-79 アースフレンズ東京Z●
タフなゲームを制し、連敗をストップ。29勝目の勝ち星をあげた。
第1Q
西宮20-22東京Z
西宮のスタートは、ブラッドリー・ウォルドー、ドゥレイロン・バーンズ、松崎賢人、谷直樹、道原紀晃。
9:28バーンズの3Pシュートで先制。このあとはクロスゲームの展開。道原のインサイドやバーンズのアウトサイドでスコアを重ねるが、ジョンソン、ソープにペイントエリアで自由に動かれ苦しむ場面も。それでも、シュートタッチの良いバーンズ、濵高の3Pシュートなどでスコアを伸ばす。ところが、粘る東京Zにじわじわと点差を縮められ、2:48同点に追いつかれる。その後ソープにスコアされリードされるが、1:23ウォルドーのショットで同点に戻す。しかし、残り16秒で久岡にレイアップを決められ2点ビハインドで終了。
第2Q
西宮39-41東京Z
1Qの勢いを維持した東京Zのペースでゲームが進み、5:52にはビハインドが9点。ここから、谷が連続スコアで意地を見せると、ウォルドー、内藤のショットで1点差まで迫る。2:42谷が3Pシュートを決めてついに逆転。2:10またも同点に追いつかれるが、1:30内藤の3Pシュートで再びリード。しかし、残り31秒ジョンソンにレイアップを許し1点差に迫られると、終了間際またもジョンソンにブザービーターを決められ2点のビハインドで前半終了。
第3Q
西宮59-56東京Z
9:26バーンズの3Pシュートで先制し逆転。8:46道原のフリースローでリードを広げるが、ここからクロスゲームを展開。中盤はディフェンスで踏ん張り、何度もスティールして徐々にリードを広げていく。それでも、東京Zに粘られ、残り2分で3点差まで迫られる。このあとは両チームスコアを伸ばせず3点リードのまま最後の10分へ。
第4Q
西宮81-79東京Z
9:48道原の3Pシュートで先制。バーンズもこれに続き3Pシュートを決めてリードを9点に広げる。ところが、この後東京Zに猛追され、8:13には4点差とされる。ここからは得点の奪い合い。両チーム譲らないままゲームが進むが、5:01高山にショットを決められ1点差とされる。このあと西宮が意地を見せ、2:42ウォルドーのインサイドショットが決まって6点リード。しかし、またも東京Zに追い上げられ、1:23ジョンソンに3Pシュートを決められ1点差。1:00久岡にレイアップを決められついに逆転を許す。ここからは気持ちのぶつかり合いとなり、1点ビハインドのまま迎えた残り20秒、バーンズが冷静に狙った3Pシュートが決まって逆転に成功。このあとはチームで守り切りそのまま試合終了。連敗を2でストップし、29勝目となる白星をあげた。
【主なスタッツ】
●西宮ストークス
<得点>
#2 ドゥレイロン・バーンズ 21点
#00 ブラッドリー・ウォルドー 16点
#9 谷直樹 14点
<リバウンド>
#00 ブラッドリー・ウォルドー 9リバウンド
#9 谷直樹 7リバウンド
#2 ドゥレイロン・バーンズ 4リバウンド
#35 内藤健太 4リバウンド
<アシスト>
#00 ブラッドリー・ウォルドー 9アシスト
#2 ドゥレイロン・バーンズ 6アシスト
#13 道原紀晃 4アシスト
●アースフレンズ東京Z
<得点>
#23 ジャーマル・ソープ 20点
#21 ダニエル・ジョンソン 18点
#9 久岡幸太郎 17点
<リバウンド>
#23 ジャーマル・ソープ 14リバウンド
#21 ダニエル・ジョンソン 9リバウンド
#9 久岡幸太郎 6リバウンド
<アシスト>
#14 柏倉哲平 6アシスト
#23 ジャーマル・ソープ 5アシスト
#21 ダニエル・ジョンソン 4アシスト
【ライコビッチHC試合後コメント】
両コーチともお互いのチーム状況が、B1にもいかない、B3にも落ちないという中、こういうタイプのエキサイティングなゲームをできたというのを誇れるかと思います。非常にタイトなゲームとなりました。ファンの皆さんにも楽しんでいただけたかと思います。最終的に運があったといえるかもしれないですけど、自分たちはもっとたくさんのエネルギーを持ってゲームを始めるべきだったと思っています。ゲームのはじめソフトに入ってしまったので、ロッカールームで話したこと、これまで一生懸命練習してきたことと全く逆のことをやってしまったので、選手たちにはもっとアグレッシブにゲームに入ること、それからもっともっとたくさんの力をゲームの序盤に注ぎ込むことによって、自分たちが得るものが大きいので、特にベンチから出てくるプレーヤーは。リバウンドの数も相手に比べて10少ないので、かなり大きな差が開いてしまったと思います。東京Zの3Pシュートの確率が53%というのも、東京Zが普段持っている特徴的なプレーとは違ったものが出ているかと思います。9番の久岡選手は今日17点取っています。コーチとして若いプレーヤーたちとシーズンをとおして一緒に働いてきましたが、自分たちの若手の選手にこういう活躍をしてほしいと思っています。もちろん勝てたこと嬉しく思いますし、明日もタイトなゲームになると思うのでもっともっとエナジーを出して戦いたいと思います。(選手たちのモチベーションはどのようにコントロールしているのか)プロフェッショナルの選手たちに対してモチベーションを高めてあげる必要はないと思っています。シーズン当初から言い続けているのですが、自分たちの役割というのはファンの方たちやスポンサーの方たちや、支えてくださる方たちのためにあります。それでもなお、各選手の深いところに個人の性格だったり、しっかりとしたキャラクターを持っているということ、そういう選手たちと働けることをうれしく思います。特に特別なモチベーションがある訳ではなくて、ほんとに序盤と同じように今までこれまでずっと同じように戦ってきたというところです。シーズンの序盤、残念な成績でスタートしてしまったので、苦い思いというのはありましたが、ただそれによって選手たちの勝ちたいという気持ちは高まったと思います。それもコーチにとっては良い状況だと思っています。
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